「ストレート製法」と「3層太ストレート製法」による麺の進化で次々とリニューアル商品を発売
2008年に32周年を迎えたロングセラー商品「日清のどん兵衛」。和風カップ麺のトップブランドとして多くのファンに愛されてきたが、お店で食べるような“生麺感覚のそば”を目指し、「日清のどん兵衛/天ぷらそば」をリニューアルした。当社の長年にわたる研究が実を結び、ついに麺がぴんと真っ直ぐに伸びた「ぴんそば」の開発に成功。このストレート麺では、すすり心地、のどごしが格段とよくなり、そばの風味もこれまで以上に感じていただける製品となった。
従来の製法では、製造工程で麺がくっ付いてしまうことを防ぐため、麺にウェーブをかける必要があり、そば本来の真っ直ぐな麺を大量生産ラインで作ることは困難であった。しかし、新開発の特殊製法によって “ストレートなそば”が完成。これによって、生麺感覚のそばをカップ麺で再現することが可能となり、ストレート製法によってリニューアルした「日清のどん兵衛/天ぷらそば」は、2008年9月29日より全国発売された。
翌年3月23日に「日清焼そばU.F.O.」にも特殊製法が採用され、その名も“青春ストレート麺”としてリニューアル発売された。「太ストレート製法」によって食べ応えが一段とアップし、よりリアルな見た目と食感が食欲をそそる一品として生まれ変わった。
2010年9月6日より新たに発売された (全国発売は10月4日) カップ麺「日清ラ王 背脂コク醤油 / 旨味豚コク味噌」では、“麺の革命”とも呼べる進化を遂げた。“ラー麺の王様”を意味する「日清ラ王」には最もおいしい麺を追求し、生タイプ麺より生麺に近い食感の“次世代ノンフライ麺”を開発。「太ストレート麺製法」と「3層麺製法」を組み合わせた「3層太ストレート製法」によって生み出された食感は、表面の舌ざわりや中心の弾力感、中華麺独得の風味など、“生麺” ならではの特徴をノンフライ麺で再現することに成功。続く10月6日にリニューアル発売された「日清のどん兵衛」にも、この「3層太ストレート製法」を採用し、太さはもちろんのこと、つるっとした食感と芯のもっちりとしたコシが、これぞ「ニッポンのうどん」と呼べる品質へと押し上げた。
これら、“次世代ノンフライ麺”の開発によって、専門店にも負けないクオリティのそば・焼きそば・ラーメン・うどんをカップ麺で再現した商品が、当社の新たなラインナップとして顔をそろえた。